ANTの復習とEMMAを直接つかう

 先週につづいてEclipseの話。

 Ganymedeの頃、EclEmmaというプラグインを使っていました。これを使うとJUnitでのテストのコードカバレージがとれるので、気持ちがよくなります。

 しかし、Galileo+TPTPでこのEclEmmaをインストールするとまたまたおかしなことになるのです。

 しょうがないからEclEMMAをつかうのを諦めて、手動でコードカバレージがとれるようにEclEmmaの元プログラムであるEMMAを使うようにしました。

 使い方を調べてみてわかったのは、'''EMMAはclassファイルを改造して実行情報をファイルに落とす'''ということ。なので、使う手順はこんな風になる。

  1. コンパイルして、classファイルを作成する。
  2. EMMAをつかってclassファイルを改造し*1メタデータ*2を作成する。
  3. 改造したclassファイルを実行して、実行結果をファイル*3に落とす。
  4. メタデータと実行結果ファイル(とソースコード)を使ってレポート(基本はHTML)を作成する。

 また、EMMAをつかうにあたって、AntJUnitのすべてのテストコードを走らせる方法も調べたりして、久しぶりにのANTのマニュアルページを見たりしました。

 Eclipseのバージョンアップで以前やれていたことが出来なくなって、それが出来るようになるのにかなりの苦労をしていますが、まぁこれも復習+勉強と思おう。実際EMMAについては以前は原理がよくわかってなかったし。

 なんにしろこれで以前の状態に戻れたはずなので、再来週ぐらいからプログラム本体の修正にはいろうと思います。(ちなみに来週は新PCの組み立て予定!これでXenKVMが試せるし、WinXPではなくWin7だ!)

*1:EMMAのドキュメントではこれを"instrument"と表現しているんだとおもう。この意味がわかるようになるまで時間が掛かりました

*2:デフォルトではcoverage.em

*3:デフォルトではcoverage.ec