新PCでWindows7が安定するまで

 4月11日の日記で、PCを組み立てて「やっとできた」といっていましたが、実はその後つらい目にあっていました。

 というのは、Windows7のインストールがうまくいかなかったのです。

 最初の障害はDebian(Linux)のインストールがうまくいかなかったこと。具体的には、ハードディスクを認識してくれないのです。

 いろいろ試してみると、SATAのハードディスクを使っているにもかかわらず、マザーボートの設定でIDE(PATA)モードで動作しており(これがデフォルト)、このせいでどうやらDebianインストーラがディスクを認識してくれなかったみたい。

 そもそも、わざわざSATAのディスク用意しているのに、遅いIDEで動かすなんてありえないです。マザーボードの設定を変えて、AHCIモードにしました。

 ここからが悲劇の始まりです。

 Windows7の挙動がおかしい。インストールの途中でBrueScreen。それでも何度か繰り返すとインストールが最後まで走りきれる。その後Debianもインストールできる。

 ただ、Windows7が安定しない。ハングしまくる。BrueScreenしまくり。

 Windows7の再インストールを試みるけれども、うまくいったりいかなかったり。うまくいったとしても、つかっているうちにBrueScreenして起動しなくなる。うまくいかないときはインストールの最後まで走りきれない。途中でBrueScreen。

 マザーボードGIGABYTEGA-P55A-UD3Rをつかっていて、いろいろBIOS設定をいじってもうまくいかない。

 DVDドライブがおかしそうなので、とりはずして、USBをつかったインストールをしてもうまくいかない。

 1600Mhzで動くメモリなのに、1333Mhzで動かすようにしても、eSATAやGSATAのコントローラをDisableにしてもうまくいかない。

 つかっているハードディスクがSeagateのもので、この不具合に引っかかっているんじゃないかと疑った。

 そんでしまいには、ハードディスクをもう一個買いました。日立のディスク。

 それでもBrueScreenは収まらない。

 頭にきて、ハードディスクをIDEモードにもどしたところ・・・・インストールが最後まで行きました。

 これで原因がみえてきた。ディスクのコントローラがあやしい。

 何気なくマザーボードのマニュアルをみていると・・・・ありましたよ、P55用のSATA AHCIドライバのインストールという手順が!

 このページはRAID構成の説明と混ざって説明されていたので、RAIDをしない場合は不要なステップだと思い込んでました。

 手順にしたがってWindows7をインストールすると、安定しました、BrueScreenしません、・・・今のところ。

 この後のDebianのインストールも無事うまくいきました。

 RAID組むわけでもないのに、Windowsのインストールにディスクコントローラのドライバを手作業でインストールする必要があるとは思いもしませんでした。

 PCを組み立ててから1ヶ月もかかっています。これが最新ハードウェアの怖さってところでしょうか。勉強になりました。

 来週もWindows7が安定していますように。