Debian 5.0に移るぞ!

 ”そろそろだ、そろそろだ”とはおもっていたDebian 5.0(lenny)がいつのまにか2月の半ばにリリースされてた。

 Debian使いの一人として早速インストールしてみたところ、一つうまくいかずにはまったことがあった。

 備忘を兼ねてこのことを書く。

 インストールにあたって前提として、

  • 現在使っているEtch(/dev/hda2に入っている)をしばらく残しておきたい。不安定になってしまっては困る。
  • そうはいっても最後はきちんと/dev/hda2に入れ直したい。今回はあくまで暫定。

 があるので今回は新しくパーティションを切ってそこににインストールすることにした。

 インストールはインストールCDの1枚めを実際にCDに焼いてインストール。途中のGRUBインストールについてはスキップした。理由は/dev/hda2に入っているGRUB設定を修正してブートさせるようにしたかったからで、今回インストールパーティションは将来消す予定だから。

 さて、インストールを終えたあと、/dev/hda2側のGRUB設定を修正して起動しようとすると、

 Error 2: Bad file or directory type

 と言われる。

 はて?とおもって、スペルミスがないかよくしらべたり、GRUBコマンドラインで色々ためしてみたりするけどうまくいかない。

 こまったときのGoogle先生ということでググってみつけたサイトがここ。このサイトに書いてあるようにbootパーティションを個別に切るという対策で解決した。

 最初にこの記事の意味を理解したときには、”え!?inodeのサイズを2倍にするってちょっと・・・”と思ったんだけど、よく考えるとそう思えるのはTorilOS製作でext2ファイルシステムについて知識を得ていたから。

 楽しくやれたことではあったんだけど、こういう”やってて意味があったな”という事があると感慨深い。

 この事象についての答えを書いた日本語サイトは結構少なかったので、僕も書いておくことにする。将来またひっかかりそうだし。

 それにしてもBitWalkerさんはすごいな。よく解決できたなと思う。感謝!